SUBJECTION
芝居って、なんのためにあるんだろう。
生きるためにどうしても必要なものではないのに。
何か事があれば真っ先に削られてしまうようなただの遊興なのに。
なぜ、この長い時間、芝居は世の中から無くならずに来たのだろう。
観るものも、演るものも、なにを求めて、劇場へと向かうのか。
そ こ に 舞 台 が あ る 限 り 彼 ら は 演 じ 続 け る
舞台という魔物に魅せられた役者たちの、
奇妙で哀切な闘いの物語 『SUBJECTION』。
30年目の今回、舞台は『閉ざされて』さえ取り込みはじめ、
彼らをSUBJECTしはじめる。
抗うほどに囚われることになるのは、もしかすると、
この舞台を観たあなたかもしれない…
芝居ってなんのためにあるのだろう。
答えは、
もうわかっているのかもしれない。
劇団離風霊船 創立30周年記念公演第二弾 『SUBJECTION』
作・演出 大橋泰彦
4月11日(水)〜15日(日) 下北沢 ザ・スズナリ